新しい家族を迎えるにあたって楽しみも増えますが、一方で今働いているママにとっては出産や育児で働けない間の収入はどうなるのか?不安も増えますよね。
いくらぐらい手当金が入るのか?
もらえる時期はいつ頃なのか?
申請するためにはどうすればいいのか?
ネットで調べてみてもわかりにくかったり、会社にも聞き辛かったり‥
私自身がそうだったので不安な気持ちとてもよくわかります。
今回の記事ではそんなお悩みの役に立つように、つるぴよ自身の体験談を交えながらお話していきます。
出産手当金はすぐには振り込まれない!事前の準備が必要!
出産や育児に関する手当は主に以下のようなものがあります。
①妊婦検診費の助成
②出産手当金
③出産育児一時金
④育児休業給付金
※現在会社に勤めていて雇用保険、健康保険に加入していて職場復帰をするママの場合の記事になります。
よくこういった手当関係は勤めている会社が支給してくれるものと思っている人も多いのですが、実際には自身が加入する健康保険から支給されます。(妊婦検診費は自治体が負担してくれます)
②〜③についてはおおよそのもらえる額を計算できる計算ツールがあるのでこちらで確認してみましょう→社会保険労務士法人アールワン公式ページ
そしてこういった手当金はすぐには振り込まれません!
そのため提出すべき書類を勤め先の会社に確認し、記入と提出を済ませましょう!
この記事を読んでいるあなたがまだ妊娠前なら今のうちから少しでも多く貯金をしておきましょう!
妊婦検診費の助成とは?
妊娠中はお腹の赤ちゃんが健康に育っているかを経過観察をするために産婦人科に定期的に通うのが一般的にです。
しかしこの検診にかかる費用は本来健康保険の対象外で10割負担をしなくてはいけないのです。
さらに経過の状況にはよりますが一般的に検診回数は14回となっています。
自治体によって様々ですが最低14回は検査費の助成を受けることができ、多いところでは無制限のところもあるようです。
またこの制度は仕事復帰をしないママも、働いていないママも受けることができる手当です。
出産手当金とは?
出産を迎えるにあたって現在勤めている場合は産前42日・産後56日休業を取得できます。これが産休と呼ばれるものです。しかしこの期間お給料はもらえません。
そのため加入している健康保険から支給されるのが「出産手当金」です。
申請の用紙は勤めている会社の総務部などに確認すると用意してくれます。
基本的には妊娠したことを告げると用意してくれるとは思いますが、不安な場合は自ら申請書をお願いしますなどきちんと要求しておいた方がいいです。
手続きが遅れるとその分手当がもらえるのも後になってしまうので‥
出産手当金はすぐにはもらえません。
つるぴよの場合も6月に出産して9月頃にもらえました。
さらにいつ入ってくるかという明確な日にちも決まっていないので、しっかり貯金をして備えておきましょう!
私は蓄えがギリギリだったので、ネットバンクで残高とにらめっこしながら手当が入るのを心待ちにしていました(笑)
事前に申請手続きが必要だが基本的には勤め先の総務部などで行ってくれる。
実際に手元にくるのは出産から3ヶ月以降後になる!
出産育児一時金とは?
通常分娩と入院に1番お金がかかり、全国平均でも41万円前後と言われています。
出産をする際の分娩費用と入院費用を助けてくれる給付金が「出産育児一時金」です。
赤ちゃん1人につき42万円支給されます!
基本的には出産育児一時金で分娩費用と入院費をまかなうことができます。
さらに実際にかかった費用が少なかった場合は申請をすることで差額分を受け取ることもできます!
ちなみにお金に余裕のある方はあえて直接支払制度を利用せず、クレジットカードで分娩、入院費用を支払ってポイントをゲットするという裏技(?)もあります。
その場合出産日翌日から2年以内に申請をして請求後10日〜1ヶ月ほどで指定した口座に出産育児一時金が入金されますよ。
余裕があればクレジットカードで支払うとポイントがもらえる!
育児休業給付金とは?
産休が終わると、今度は育児休業が始まります。産まれた子供が1歳になるまで勤務先に育児休業が取れますがその間もちろんお給料は出ません。
その間、お給料の変わりとして自身が加入している雇用保険から支給されるのが「育児休業給付金」です!
こちらは育児休業開始から180日までは月給の67%、181日目からは50%を休んだ月数分支給されます。
ちなみに月給というのは額面の金額なので手取りではなくて色々なものが引かれる前の総支給額のことです!
振り込み開始時期は決まっておらず、目安としては育休開始から3ヶ月弱と言われています。
つるぴよの場合は出産から4ヶ月後ぐらいに振り込まれました。
給料のおおよそ「3分の2」の金額を雇用保険から育児休業給付金としてもらえる!
育休開始から3ヶ月弱ほどで振り込まれる
恐ろしい「住民税」の支払い!
税金の話は頭が痛くなりますよね‥
ここで良いニュースと悪いニュースがあります!
良いニュースは産前産後の休業期間中は、社会保険料(厚生年金保険料や健康保険料、雇用保険料など)が免除されるということです!
さらに出産手当金は非課税なので所得税もかかりません。
では次は悪いニュースです。
住民税は前年分を今年払うという「後払い」方式のため、産休、育休中でも昨年バリバリ働いていた所得に応じた住民税の納付義務が発生するのです‥
一括で納付する場合はその年の6月末まで、または4回に分けて支払う分割納付か2つ方法があるようです。
つるぴよの場合は4回に分けて支払う分割納付でした。
手当がやっと入ってきて喜ぶのも束の間、こうした支払の分のお金もしっかり残しておきましょうね。
出産手当金なども非課税!
住民税は前年分の支払が必要になる!
おまけ ボーナスはもらえるの??
こちらは正確な答えはお勤めの会社ごとに変わってくる部分なので絶対こう!と断言はできませんが、つるぴよの場合はボーナス査定時期は勤務をしていたので、育休中でも夏のボーナスをもらうことができました!
出産手当金はすぐには入ってこないのでしっかり準備しておきましょう!!
いかがでしたか??
わからないことがあると何事も不安でいっぱいになってしまうので、様々な手当や制度について知ることから始めてみましょう。
現在会社に勤めていて復帰予定なら
①妊婦検診費の助成
②出産手当金
③出産育児一時金
④育児休業給付金
このような各種手当金を受け取ることができます。
また①は自治体で母子手帳を受け取る時に、②〜④に関しては勤め先に確認して申請をしましょう。
また手当はすぐにもらえるものではなく申請から振り込まれるまでに期間がかかります。
1番は普段からのコツコツ貯金してしっかり蓄えておくことなのでこの記事を読んだ方は私のようにギリギリにならないように、普段から節約&貯金を頑張ってくださいね!
最後に出産を迎えるに当たってつるぴよ自身が読んで役に立った本を2冊紹介します!
左の「マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK」は2010年出版なので約10年前の本ですが、漫画で書かれているため読みやすいです!これからの妊娠生活や出産、さらに子どもが1歳を迎えるまでの子育てのイメージが湧く本でした。
活字が苦手な方もオススメです。
右の「赤ちゃんができたら考えるお金の本 2020年版」は妊娠や出産にまつわる様々な助成金や給付金について漏れなくチェックできる1冊となっています!
この本では「専業主婦」「仕事退職」「仕事継続」とタイプ別で申請できるお金や申請スケジュールが載っているので本当にわかりやすいです!
そのほか教育資金の貯め方などもとても参考になります。
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