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こんにちは、ちい(@tsurupiyooo)です!
兼業でコーディングからWordPress構築などを中心としてWeb制作をしています。
私のWeb制作のお仕事のほとんどは、Web制作会社からのご依頼です。
それも継続でのご依頼が多いので現在はほぼ新規営業は0で平均月40万円ほどの収入をいただいてます。
これからWeb制作のお仕事を制作会社から受注したい!
子どもがいるので営業にはあまり時間をかけられない‥
制作会社との面談をするんだけど何を準備したらいいか?
見積もりの取り方がわからない‥
そんなお悩みを持つ方に向けて、私の制作会社面談の経験をまとめました!
少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです!
制作会社への営業で面談が決まったけれど、なんだか不安。
初めての面談、私も最初は以下のような不安でいっぱいでした。
・面談って、面接のように自分を一方的に評価されるのではないか?
・上手に喋れるかな‥
・わからない事を聞かれたらどうしよう。
・小さい子どもがいるけど正直に伝えてもいいのかな?仕事時間が確保できない人と思われないだろうか‥?
結論から言うと、制作会社との面談はお互いを知るコミュニケーションの場であり、相手が一方的にあなたを評価するような面接や試験の場ではないんです。
なので新卒の時の就活のようにガチガチの受け答えの準備が必要だったりという訳ではありません!
実は選ぶ側も不安なんです、不安を取り除く安心してもらう事を意識しましょう
面談で制作会社知りたいと思われる情報
- あなた自身の人柄やWeb制作という仕事に対する思い
- 具体的なスキルやこれまでの制作実績
- どれぐらい稼働時間が取れるのか?
- 最後まで責任を持って任せた仕事をやり抜いてくれるのか?
- これからどんなふうに成長していきたいのか?
制作会社からすれば、大切なクライアントからいただいた大切な仕事を任せる訳なので、
あなたが頼んだ仕事をちゃんとやり切ってくれる人なのか?
不安なので、面談を通してあなたという人物を確認したいんです。
もちろん高度なスキルや長い実務経験があるに越したことはありませんが、必ずしも重要なのはそこではありません。
あなたがここまでしっかり学習を重ねてきたこと、
コーダーであれば「デザインを忠実に再現する」コーディングができる!こと、
最後まで責任を持って仕事をやり切る!など自分が提供できることを自信を持って制作会社の方に伝えましょう。
大切なのは、相手の不安を取り除いて、安心して仕事を任せられると思っていただくことです。
とはいえ、実務経験ない駆け出しさんはなかなか難しいですよね?
確かに実務経験がないよりはあったほうがいいのは事実です。
ただ制作会社が求めているのは
実務経験の長さではなく、実務レベルのコーディングスキルがあるのか?ということです。
例えば次のようなAさんと、Bさんという人物がいるとします。
Aさん
実務経験は長い。スキルは確かだけれど、やり取りのレスポンスが遅く、コミュニケーションが取りづらい。
Bさん
実務経験はないけれど一通りの学習を終えしっかりデザイン再現スキルがあり、これまで社会人経験も積んでいて仕事を最後まで責任持って果たしてくれて、コミュニケーションがとりやすい
どうでしょう?大体の方はBさんにお仕事お任せしたいって思うんじゃないでしょうか?
誰でも最初は初めてなので実務0からのスタートです。
確かに実務経験の期間の長さは物理的にカバーすることは難しいですが、ですがBさんのように自分の努力と対応次第でカバーすることができます。
面談では正直に自己開示をして波長の合う制作会社さんと繋がりましょう
本業で仕事があることや小さい子どもがいる事は言わない方がいいのかな‥?
こういった事を面談で言うと不利になるのではないか?と思う方も多いかもしれません。
実際確かにそういった側面はあると思います。
ただここで嘘をつくのは絶対にやめておきましょう。
無理をして受注した仕事がスケジュールがきつくて納品できませんでした‥
なんて事になったら自分自身もすごくキツい状況になりますし、お相手に多大な迷惑をかけてしまいます!
せっかく繋がったご縁も1度きりになる可能性も非常に高いです!
また制作会社さんとのお付き合いも人付き合いと一緒で、ちゃんと自分を開示できれば自分に合わない会社さんとは繋がらないかもしれませんが、自分に合う会社さんとのご縁がつながりやすくなります。
制作会社営業のメリットというのは、継続案件に繋がりやすい!という事です。
そのためには初案件で納期通りにしっかり納品をして、制作会社からの信頼を勝ち取り、その後も継続的に案件をいただけるようなお互いにとって良好な関係を築くことが重要です!
嘘をついたり、無理をせず、自分に合う会社さんと出会えるようにしっかり面談の中で自己開示して、コミュニケーションをとっていきましょう。
面談前の準備!
面談前は必ず、面談相手の制作会社のWebサイトをしっかりチェックしておきましょう!
(その会社が大切にしていること(理念)や制作実績、事業内容など)
実際私が面談した時も、「どうしてうちの会社にメールを送ってきてくれたんですか?」や「うちの会社を知ったきっかけは?」とか「うちのホームページ見られましたか?」など聞かれる事が結構ありました。
もしあなたが相手の立場に立った時に、自分の事をしっかり調べてきてくれてる人だとそれだけでも結構好印象ですよね?
面談の中で伝えるべき事
面談の中で以下の内容はお話しできるようにまとめておきましょう!
自分がどんな人間で、なぜWeb制作をしているのか?簡単な自己紹介で自分のストーリーを語りましょう。
生まれた場所や育った場所、現在住んでいる地域を伝えれば共通項が見つかり話が盛り上がる可能性もあります。
過去に頑張った事、打ち込んできた事、Web制作を始めたきっかけなども簡単なストーリーにしてお話しできるように準備しておきましょう。
親近感を持ってもらえたり、「この人応援したいな」と思ってお仕事を任せていただける事もあります。
口頭だけではなく簡単なスライドショーを用意して自己紹介するのも伝わりやすくておすすめです。
(*正し、自己紹介お願いします!と言われる前にいきなり語り出すのはやめておきましょう!
「自己紹介簡単にさせていただいてもいいですか?」など一言承諾を得るようにしましょう)
また口下手な人におすすめな方法は
・自分の名前
・スキル
・使えるツール
・事業サイトなどのポートフォリオサイトのQRコード画像
などを盛り込んだZoom背景を作成して設定して、面談中に設定しておきましょう!
自然と面談相手の目にも入るので、話のきっかけも掴みやすいです!
Zoom背景はデザインが苦手な人でも、Canvaなどで簡単に作れます!
スキルについては嘘をついたり、盛って話すことは避けましょう。
「静的コーディングができます」「WordPressでオリジナルテーマが作れます」「WordPressのテーマカスタマイズができます」デザインツールはIllustrator、Photoshop、XD、figmaが使えます!など何ができるのか、スキルや使えるツールについてわかりやすく伝えましょう。
また自分ができないことを聞かれた際には、「それはできません。」と言い切ってしまうよりは、「今は〇〇についてのスキルは十分ではありませんが、今後勉強をしてそちらについてもスキルアップをしていこうと考えております。」と今後学習する意欲があることを相手に伝えましょう。
やる気のある人だなと意欲を買っていただける可能性もあります!
どれぐらい稼働ができるのか?もよく聞かれるポイントです。
面談の時にしっかりお話しできるようにあらかじめ用意しておきましょう。
例えば、「1日約5時間稼働できます。」など具体的にお伝えするとわかりやすくていいです。
あとは制作会社は基本土日祝休みなので、「土日祝も稼働できます!」と伝えるのもポイント高いです。
連絡が取れる時間帯なども伝えておくと安心してもらえます。
「〇〇時〜〇〇時まで取れます。緊急の際は都度対応致します」などです。
もしあなたのスケジュールが空いているなら、「お仕事がありましたら今すぐにでも対応可能です!」と伝えてみましょう。
急ぎで頼みたいお仕事を依頼していただける可能性もあります。
「契約書はどのタイミングで交わしますか?」などと聞いていおけば、「では面談終了後お送りします」と言っていただける可能性もあり、契約を交わしておけばその後のお仕事にも繋がりやすくなります。
その際には「わかりません」や「えっと‥」と詰まってしまうよりは、「申し訳ありません、この場で回答を持ち合わせていないので一度持ち帰ってお返事させていただいてもよろしいでしょうか?」など今は答えられないけれどちゃんと調べて後からお答えします、という意思をお伝えした方が良いです。
「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました‥」
と一言今日の面談のお礼を伝えましょう。
またお礼メールを送れば、もし面談の中で伝えきれなかった事があった場合自然に伝えることもできます。
見積もりを聞かれた時‥気をつけた方がいい事!
制作会社への営業を始めると、制作の費用感を面談中に聞かれたり、メールで上記の画像のような「ざっ」とした見積もり相談が来ることもあります!
こんな時に見積もりを誤ってしまうと、時給が100円以下になる働き方になったり、費用以上の追加作業が発生する‥などのトラブルにもなりかねません。
もしわからない点がある場合はそのまま「はいわかりました!」と見積もりを作るのではなく、「お見積りさせていただくために何点かお伺いさせてください。」とお伝えして見積もりをするために必要な情報を集めましょう。
また面談で聞かれた際に準備していなかったり、はっきりと答えられない場合は「後ほど料金表をお送りいたします。」などと伝えて、後から送ったほうがいい場合もあります。
行き違いを防ぐためにも口頭で伝えるよりは、残る形にしておいた方がいいです!
例えばワードやnotion、見積書などに書いてお渡ししましょう。
私は以下のような事を聞くようにしています。
- HTMLでの静的コーディングのみか?
- その後WordPress実装までするのか?
- 既存のWordPressに追加するのか、新規でWordPressの構築から(オリジナルテーマ作成)なのか?
- WordPressのテーマのカスタマイズなのか?
- お問い合わせフォームは必要か?(確認画面、サンクスページは必要か?デザインの有無)
- サイト内のアニメーションなどがあるかないか?(スライドショー実装、スクロールアニメーションなど)
- カスタムフィールドでの構築は必要か?
- カスタム投稿などで投稿画面を増やしていくのか?
- カテゴリはいくつあるのか?
- 404ページは必要か?
- 納期はいつまでなのか?(特急案件なら料金プラスになることを説明するために確認。)
- 本番環境移行作業などもあるのか?
簡単な料金表を作っておこう!
あらかじめ自分の料金表を持っていると答えやすくておすすめです!
料金表を作る際に私は以下のような項目で決めています。
・TOPページ
・下層ページ
・LP
・お問い合わせフォーム
・スマホ対応
・WordPress新規構築
・WordPressページ追加
・アニメーション(スライダー・スクロールアニメーション・モーダルウィンドウなど)
・記事一覧ページ
・投稿詳細ページ
各項目に対していくらぐらいの値段をつければいいかわからない‥
私も最初自分の作業に対しての費用感がわからずいつも見積もりを作るのが悩みでした‥
そんな時のために、自分の作業時間を知って時給で考えることがおすすめです!
一度自分のコーディングがどれだけ時間がかかるのか?
測りながらやってみるのがおすすめです!
例)TOPページのコーディング20時間かかる場合‥
時給1500円で考えるなら20時間×1500円なので→30000円
こんな感じです!
ただ駆け出しで実案件未経験のうちは制作会社側も「この人スキル感大丈夫かな‥」と不安になりますし、実績豊富な人と価格が同じなら実績のある人に頼もう!となってしまいます。
なので最初はもう少しお安く提案して、「まずはお試しの価格でスキル感見ていただいて、大丈夫そうだなと思っていただければ、次回以降は正規価格で受注させてください」などお伝えした方が初めはお仕事をいただきやすいかと思います!
参考までにコーディング代行会社の相場感はこちらです。↓
項目 | 費用相場目安 | 備考 |
---|---|---|
トップページコーディング | 10,000〜40,000円 | レスポンシブ対応なし |
下層ページコーディング | 5,000〜20,000円 | レスポンシブ対応なし |
派生ページコーディング | 3,000〜15,000円 | レスポンシブ対応なし |
レスポンシブ対応 | 通常の1.5〜2倍 | リキッドデザインと別 |
JavaScript・JQuery実装 | 20,000〜50,000円 | 実装内容に応じて変動 |
CSS実装 | 10,000〜30,000円 | コーディング費用に含まれる場合もあり |
内部SEO対策 | 無料〜50,000円 | コーディング費用に含まれる場合もあり |
問い合わせフォーム設置 | 30,000円〜 | SSL対応は別途費用が発生 |
LPコーディング | 30,000〜80,000円 | 長さ・レスポンシブ対応の有無で変動 |
このように細かく作業料金を決めておけば、低価格で受注してしまう、単価が上がらない地獄に陥りにくくなります。
なぜならどの作業にいくらかかっているということを根拠を持って相手に伝えれられるので、たとえ高くなってしまっても、「まぁこの作業工程なら妥当かな‥」と納得を頂きやすくなります。
私も実際詳細に見積もりを出すようにしてから希望が通りやすくなりました!
制作会社面談やお仕事も人同士のコミュニケーションです!
面談の時伝えるべきポイントをおさらいします!
・あなた自身を知ってもらうための自己紹介
・あなたができる事(スキル)を明確に伝える
・作業できる時間を伝える
・いつから仕事に取り掛かれるかスケジュールを伝える
・やりとりをするコミュニケーションツールの確認
・契約書の取り交わし時期
お見積もりの時に押さえておきたいポイントのおさらいです!
・あらかじめ自分の作業にかかる時間を知っておき時給で考える
・詳細が見えない場合は作業項目を確認する
・見積もりは口頭だけでなく、ワードやnotion、見積書など作成して残る形にしておく
・自分の料金表を持っておく
・見積もりは詳細に出す
制作会社との面談もその後のお仕事のやりとりも、結局は人と人とのコミュニケーションです!
面談はお互いを知るための場所なので、笑顔を忘れずに臨んでください!
また分からないことはうやむやにしたり適当に答えるのではなく、一度持ち帰ってでもいいので調べてわかるようにしましよう。
調べても分からない時はちゃんと質問する事も大切です。
最後にはらさんがZoom面談の心得をツイートされていてとてもよかったので共有します!
しっかり準備して、制作会社さんへの面談に臨みましょう!